ゆるキャリママの暮らしの手帖

庶民派ワーキングママの雑記

2017年3月度集計結果

4月10日が締め日だったので、3月度の集計。

 

●食費 63,000

●日用雑貨 15,000

●光熱費(電気、ガス)12,800

●子どもの衣服 12,360

家賃や保険、保育費などの固定費とそのほかもろもろで、支出合計¥276,800。

生活費34万円から支出を差し引いて、残りは¥63,200。

 

今月も子どもの衣服代が家計を圧迫。。

この週末、異常に暑かったので、衣装ケースから子どもの夏服を出してみた。

そしたら出るわ出るわ、去年セールで買いだめしたTシャツやらパンツが。

もう今シーズンは保育園の分は買い足さなくても大丈夫だわ。。

 

ところで、この前YahooニュースにアップされていたESSEの記事。

esse-online.jp

毎月の食費はいくら?という項目では、3万円~5万円未満(外食費は別)がもっとも多かった。

家族構成別に分けられてはいなかったけど、4人・5人あたりが多いだろうから、みんな上手にやりくりしているんだな。私ももっと意識しながら生活しよう。

高齢出産の私が選んだ産婦人科

妊娠と出産のこともボチボチ書いていこうかなと。

娘を妊娠したのが36歳。出産時には37歳だから、ばっちり高齢出産だった。

チェックワンで陽性が出て、産婦人科を探すことになった。

健康診断で毎年婦人科健診を受けているけど、私用で産婦人科に行くのは初めて。

産婦人科を選ぶにあたって、私の中で2つポイントがあった。

まずは、自宅から通いやすいこと。

定期健診で頻繁に通うことになるわけだから、自宅か会社から近いか、通勤経路上にないと不便だ。

そして、産休に入ってからのことと、もし何か緊急事態が起きた場合を考えると、絶対に家から近い方がいい。

もう一つは、出生前診断を受けられる病院であること。

高齢での妊娠だけが理由じゃない。私は以前から妊娠・出産について漠然と不安があった。

友人たちはバンバン母子ともに健康な出産をしているし、芸能人も30代後半や40代で出産して「元気なかわいい子です」ってニュースになっている。

でも、私は、私だけは失敗しそうな気がする。。

ダウン症を抱えていても、医療の進歩で病気を克服できるようになってきているし、素晴らしい才能を伸ばしている人たちがたくさんいるのは知っている。

それに、街中で見かけるダウン症の人たちは、コミュニケーションが十分にとれて、とても優しい心を持っている。

でも、もし生まれた子に障がいがあったら。。

考え出すと不安で不安で頭がいっぱいになり、出産までその不安を抱えたまま過ごすのは耐えられないと思った。

たとえ20代で妊娠していたとしても、出生前診断を受けることを選択していたと思う。

 

ネットで世田谷区にある出生前診断を受けられる産婦人科を検索すると、成育医療研究センターと東京マザーズクリニックがヒットした。

成育は、2013年に新型出生前診断を開始したっていう発表があって、そのニュースを見たときはけっこう衝撃を受けた。「はっきりわかるんだ」って。

あの成育かー。国立だし大きい病院だし、ここなら安心だなと思ったんだけど、産科の初診は予約がなかなか取れないっぽい。1か月先とかになっても困るしな。

東京マザーズはまだ新しいクリニックだった。ホームページに「胎児ドックと無痛分娩の産婦人科医院」とガッツリ書いてある。

そういえば、友人にも無痛分娩経験者がいた。痛みで絶叫したり発狂しそうになることがなく、とにかく穏やかな雰囲気で出産できたと話していて、「それはよさそうねー」と思ったっけ。

我が家からは自転車か徒歩で行ける。出生前診断、無痛分娩、自宅からのアクセスとそろって、ぴんときた。

 

ところで、この病院の出産費用はどれくらいかかるのだろう。

ホームページの費用のページを見ると、分娩費用と無痛分娩費用、これに個室の入院料金6日分、そのほか赤ちゃんの保育管理料や母親の管理料などなど。。ざっと見て100万円は超える。

た、高ぇ~。出産費用って60万くらいかと思ってたぞ。国から出産育児一時金の42万円が支給されるにしても、出産までにかかる健診費とか検査費とかをひっくるめたら、いったいいくらになるんだろう。。

いちおう夫に、「この病院にしようと思うんだけど、けっこう高いんだよね」と相談すると、「とにかく無事に産めるところなら好きにしていいから。お金はなんとかなるよ」と言われた。

まあ産むまでの9か月間くらいでお金を貯めればなんとかなるか。相場より高いのも、海外旅行にでも行くと思えばいい。実際、食事つきの個室で6日間過ごせるんだから。

 

電話で初診の予約をとって、当日は自転車でクリニックまで行った。

駐車場の高級車の数々にびびりながら、白とグリーン基調のきれいな建物の中に入っていくと、黒いスーツの女性がにこやかに迎えてくれた。ホームページで見た!コンシェルジュだー。

待合室でコンシェルジュの女性が差し入れてくれたミネラルウォーターを飲んでいると、それほど待たずに順番が回ってきた。

ちなみに、健診で通院している間も待ち時間はほとんど気にならなかった。待っても20分くらいかな。30分も待たされることはなかったと思う。これは本当に助かったし、このクリニックにして良かったと思うことの一つだった。

はじめに看護士さんとの面談があって、そのあとに院長先生の診察だった。

院長先生はおっとりした感じで、エコーを見ながら「赤ちゃんいますね。これは胎のう。赤ちゃんが入っている袋です」と淡々と教えてくれた。

まだ心拍ははっきり確認できないので10日後に再診になった。この時、第5週。

 

10日後、第7週で無事胎児の心拍が確認できた。院長先生も看護士さんもにこやかで「母子手帳をもらってきてくださいね」と言われた。

私が「私も夫もいい年ですし、その…いろいろと不安です」と伝えると、先生は「最近では37歳で初産なんて普通ですよ。うちでも30代後半の妊婦さんが一番多いです」とさらりと答え、気になっていた胎児ドッグの話もしてくれた。

健診後に夫にメールすると、初めて「やったー!」と言っていた。

チェックワンで反応が出た段階では、まだ実感がなかったというのは夫も私も同じだろう。

それに、妊娠初期ではいろんなことが起こりうるということを、夫も知ってはいたらしい。第一段階をクリアできて、やっと喜びを言葉にできたようだ。

その日、夫が仕事帰りに湯たんぽを買ってきた。私が体を冷やさないようにと思いついたらしい。

夫の気づかいにふれて、私も少し、お腹の子を守っていく覚悟ができた。