ゆるキャリママの暮らしの手帖

庶民派ワーキングママの雑記

あたらしい公園

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先週自転車ではじめて行った上用賀公園。

馬事公苑の側で、昨年の春に開園したそうな。

メインの芝生の広場は養生中で残念だけど、木製のアスレチック風遊具もあって、体を動かしたい子どもにはぴったり。

植栽も美しく、イングリッシュガーデンみたいで素敵。

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なによりそれほど人が多くないのがいい。

土曜の11時過ぎに行ったんだけど、子ども連れが10組くらいとベンチでくつろぐシニアが何人か。

敷地も広く、みんなゆったり思い思いに過ごしていて気持ちよかった。

馬事公苑がオリンピックの工事のために休園してしまって本当に残念だったんだけど、上用賀公園に行けば農大博物館やTSUTAYAにも寄れるので、嬉しい発見でした。

40代突入で忍び寄る影

先月40歳になった私。

よく40歳まで大きな病気もなく事故にもあわず生きてこれた。家なんて40年たったらボロボロだよ。

直前まで実感がなく、「あれ私いくつになるんだっけ?39...40だよ!」とへらへらしていたのに、40代に突入したとたんに目の前が真っ暗になったような気がした。

いや、目の前というのは大げさかな。でも、10年先はわからない。

最近は、ふとした瞬間に将来の不安が頭をよぎって、特に生理前は布団の中で考えすぎちゃって眠れなくなる時がある。

自分で選んだ人生だけどー。

これって鬱? それとも一気に更年期までいっちゃった?

 

夫の父親が小さな会社を経営しているんだけど、リーマンショック以降業績が良くなく、昨年の秋から今年の春先にかけてかなり資金繰りに苦労していたようだ。

義父もだいぶ高齢だし、引継ぐ人もいなく、経営が回復するあてもない。

義父は堅物で、ただ毎日真面目に事業をしていただけなんだけど。。ただ堅物なだけに、人の言うことを聞かないのが仇になったか。

身内では「いよいよ廃業かな」という空気になっていて、負債も残っているから自己破産しかないと夫は話している。

もしそうなったとして、子どもや孫たちに借金がふりかかってくることはない。

でも、そういうかたちで実家や財産を失うことになる夫の家族のことを思うと胸が痛くて。。

ああー、一発逆転で宝くじが当たって、義父の負債を返して普通に引退させてあげられたらいいのに。

救いなのは夫のきょうだいの絆が強く、協力しあっていること。

めんどくさい父親だけど、それがよくわかっているからこそ、きょうだいで相談しあい策を練っているようだ。

2番目のお姉さんが、「何かあったらお父さんとお母さんはうちで面倒みるから」と言ったそうで、それを聞いたときは泣きそうになった。

言い方は悪いけど、遺産もなく、親を思う気持ちだけでそう言えるお姉さんすげぇって。

同時に思ったのは、たとえば私の父か母が病に倒れたり認知症になったとして、自分は「私が面倒みるよ」と言えるだろうかと。。

誕生日にLINEしてくれた元同僚も、ご両親が立て続けに手術をしたそうで、40代は介護と子育てで忙しくなると覚悟したそうだ。

 

親のこともあるけど、自分だっていつ何が起こるかわからない。

40代は乳がんの発症率が一番高いし。そのほかにも婦人科の病っていろいろあるよね。

ありきたりだけど健康が一番だよ。

いままで、体も丈夫だし太りにくかったのでタカをくくっていた部分があるけど、曲がり角まっただなかだから。自分で意識しないといけない。

 

仕事面では、会社の上司たち幹部は軒並みアラ60で、会社はどうなっていくんだろう。。

私が入社した当時、中年のOBAさん社員だったSさんも、今年60歳になるらしい。うそー。

会社の業績は悪くないけど、10年後、幹部たちは70代でしょ。

それまでに同僚の中から幹部候補出るのかな。。それともヘッドハンティングするのか。。

10年後はなんとかなっても、20年後はないような気がする。

そしたら私はどうする? 特にスキルもないし、50過ぎていまの条件で再就職はできないだろ。(いや、いまだって給料安いけど)

私以上に心配なのは夫だよ。元上司が独立して一緒に働いているけど、これまで何度か経営の危機があった。

共働きだからなんとかなっているけど、10年後が本当に見えない。。

高校、大学は一番お金がかかる時期なのに―。娘が社会人になるまでやっていけるんだろうか。

自信ないっす。

 

そして昨日、経理のNさんから「〇〇ちゃん、いよいよ大台にのったので、介護保険料が引かれるから」と宣告が。

思わず「あああ~」って崩れたよね。金銭的打撃と「介護」って言葉のインパクト。

春から浮かれて服や靴を買って、いまでも欲しいものがいろいろあるけど、そんなことやってる場合じゃないよ。もう40歳のババアだ。現実を見ないと現実を。

 

だけど、悪いことばかりじゃない。 

夫には言ってないけど、4月から給料が1万円上がっていた。

時短勤務では昇給はないと思っていたし、上司との面談のときにも給料については何も言われなかったので、給与明細を見て「あれ?上がってる?」って感じだった。

上司に確認すると、「あ!ごめん!言い忘れてた!上がったのよ」って慌てていた。昨年度の業績が良かったので、全社員に還元したそうだ。

私なんてあまり貢献してるともいえないのに、本当にありがたい。

 

思えば、暇なときほど余計なことを考えちゃったり、逆にオンラインショップをチェックしてハイになって買い物しちゃうこともある。

とにかく目先の仕事と子育てが第一だ。

娘も少し手がかからなくなってきたし、私ももっと効率よく家事を回せるように試行錯誤して、うまくいくようになったらフルタイムに戻して稼げるうちに稼ごう。

家族で生活していくために、とにかくやっていくしかないね。