ゆるキャリママの暮らしの手帖

庶民派ワーキングママの雑記

世田谷区保活備忘録 スタート編

世田谷区の認可保育園に入園の申し込みをしている家庭なら、今頃は二次選考の結果待ちをしているところかもしれない。

我が家も2年前がそうだった。というか、認可保育園は一次で落ちた時点で完全にあきらめていたので、第2希望の保育園から直接連絡をもらった時は腰を抜かすほど驚いた。

世田谷区だけでなく、東京都内では今認可保育園がどんどん新設されている。うちの近所でも、この春の開園に向けて急ピッチで工事を進めている。認証から認可へと移行する保育園もあるようだ。

2〜3年で状況もかなり変化していると思うから、これから保活を始める人、今保活中の人には、2年以上前のこの話は役立たずかもしれない。

この人はこんな感じだったんだな、というくらいで読んでいただければと思います。

0歳春での入園をめざす

妊娠がわかったのが2014年の1月だった。出産予定日は9月で、次の春から保育園に通わせるなら生後6か月あまり。「そんな赤ちゃんの頃から保育園に入れるなんて」なんて声もあるだろうけど、私的には「6か月なら首も座っているし全然OK!」だった。

認可保育園の1歳春の入園は超激戦で、その前から認証か認可外の保育園に通わせて審査の点数を稼ぐっていうのはもう常識。そして認証の保育園でも、春以外の途中入園はすごく厳しいというのも知っていた。

 私の場合、「早い段階で認可保育園通わせるために、認証でもいいから0歳で入れよう」と考えたのもあるけど、正直言って1歳6か月まで自分で赤ちゃんの面倒をみる自信がなかったというのもある。

私は子ども好きではないし、それまで赤ちゃんにほとんど触れたこともない。1年半もほとんど赤ちゃんと二人で毎日過ごすなんて考えられない。毎日児童館や公園に連れて行って、ご飯が食べられるようになったら3食とおやつまで用意して、って。。もう考えたくない。。

何年か前に育休から復帰した同僚も「仕事より子育ての方が100倍大変」って言っていた。これはプロに任せたほうがいいに決まっている。

 

それから職場の雰囲気もある。もともと女性が多い職場だけど、ママになる人が増えていって、なんかもうおなかいっぱいというか。。

当然、誰かが産休・育休となると複数の人にしわ寄せがいくし、同僚が1人目の育休で1年半以上休んでいた時は、「なんだかね...」っていう冷ややかな見方が少なからずあった。

そんな空気をひしひしと感じていたから、「私は育休切り上げて復帰しますよ」とアピールしたかった。

保活スタート

妊娠初期から「0歳春で保育園に入れよう」と考えていたんだけど、うちの地域では認可園で0歳児保育をしている園はけっこう少なかった。それにやっていたとしても、受入人数は6人とかで、そもそも枠が少ない。

認可園は望みがかなり薄いけど、認証の園ならどこかに入れるだろうと最初は思っていた。

ところが、日々のニュースや日経デュアルとかの情報サイトで目にする情報によると、認可はおろか認証ですら希望者殺到で入れず、途方に暮れている保護者が大勢いるという。

うちには車がないのだから、徒歩か自転車で通える範囲でないと現実的ではない。世田谷区の保育園のリストとGoogleマップで調べて、うちから通えると判断した認証園は6か所だった。

その6か所のうち、どこかの抽選に当たって入園できる保証なんてないじゃないか。いや、むしろ私は貧乏くじを引く気がするぞ。

頭の片隅に危機感はありつつも、産休に入るまではアクションは起こさなかった。妊婦健診のために半休したり早退することが度々ある中で、保育園の見学のためにさらに半休するのは気が引けたからだ。

そして、8月に産休に入ってから本格的に保活をスタートして、まずリストアップした園に電話をかけた。

ここで誤算が生じる。随時見学を受け入れているわけじゃなく、月に数回説明会や見学会を設けている園がほとんどで、しかも8月はお盆とかの関係で見学を受け付けていないところが多い。

そりゃそうだよな、園児の生活もあるし先生も忙しいんだから、個別対応なんかしていないだろう。電話だけでも早めにかけて確認しておけば良かった。。

8月中に見学を終わらせようと勝手に考えていた私は、いきなり出ばなをくじかれた。