ゆるキャリママの暮らしの手帖

庶民派ワーキングママの雑記

世田谷区保活備忘録 見学編

産休に入ってから臨月に入る前までの1か月間に入園候補園の見学をがっつりやろうと勝手に考えていたわけだけど、モデルルームじゃあるまいし、保育園は個人の都合には合わせてくれない。

8月中に見学に行けたのは2か所で、あとは健診に通ったり友達に会ったりしてのんびりと妊婦ライフを楽しんだ。

産休中の見学

最初に見学ができたのは、うちから一番近い第1希望の認可園だった。月に数回見学ツアーと、フリーでの見学日も設けていて、数日後のフリー見学が空いていたのでお願いした。

当日お伺いすると、男性の園長先生が丁寧に案内してくれて、保活についても親身に相談にのってくれた。

この園は世田谷区でもトップクラスの志願率だったけど、それも納得できた。

5年くらい前にできた園で、建物がきれいで明るくて風通しが良い。

屋上に設置されたプールで遊び終えた子どもたちが、ロッカールームで着替えながら「おなかに赤ちゃんがいるの?」と話しかけてくる。

食事は、時間になると食べたくなった子から自分でお片づけをしてカウンターに並ぶという。実際にその様子を見せてもらったけど、カウンター越しに先生とおかずの量を相談しながら配膳してもらって、自分でテーブルに運んで食べていた。

小学校にあがる前でもけっこうしっかりしてるんだなー。

 

2つ目の認証園の説明会は土曜日開催だったので夫も一緒に行った。

ここは引っ越しの会社が運営している保育園なんだけど、ビルの1階で1フロアを使った普通の認証園で...うーん、とくに可もなく不可もなくというか。

土曜だから園児がいなくて保育の雰囲気はつかめなかった。まあ周りに公園がけっこうあるので、子どもたちが散歩に行くのにはいい環境かな。

園長さんが若い男性の方だったんだけど、なんというか、私と夫が抱いている園長先生像とちょっと違う。普通の会社員みたい。。

入園申し込みは年が明けてからとのことだったので、ほかの認証園の結果を待ってから考えよう思った。

 

9月上旬に見学した3つ目の園は、戸建てを利用したアットホームな雰囲気の認証園だった。電話で問い合わせたときに出産予定日が近づいていることを伝えると、見学の日程を配慮してくれたことを覚えている。

先生たちもやさしくて、子どもたちもニコニコだ。園長先生にも対面してお話を伺えたんだけど、とても熱心な方で、「この人に任せれば大丈夫そうだ~」なんてまた勝手に思ってしまう。

ただ、園長先生のお話では、この園の志望者は単願の方が多く、入園選考も単願の人を優先するとのことだった。

た、単願!? 認可園に入るのが難しいから認証園に申し込むんじゃなくて?  長い目で見たら、うちはやっぱり認可園に通わせたい。単願は無理ですよ。

申し込んでも無駄か。。駒が一つ減った気分になって、重い体でとぼとぼ帰ってきた。 

 

産後に見学ラッシュ

残りの園は9月上旬に再度連絡して、出産予定日から1か月以上後の10月下旬以降の見学説明会の予約をしておいた。

うちは娘が生まれて1~2か月だから、平日に見学説明会がある場合は悩んだ。できればこんな小さい子を連れて行きたくない。

正直言って、認可園は見学しているか否かは審査の基準にはならないけど、認証園の場合は申し込みの際に見学済みであることを条件にしているところが多い。行かないわけには行かない。。

うちの場合は、平日に見学の予約がある日は、夫に遅刻してもらったり数時間仕事を中抜けしてもらって、家で赤ちゃんの面倒をみてもらい私が見学に行った。夫の職場の協力もあり助かった。

 

ご縁があった今の認可園は、認証園の説明会と時間差で予約していて、小雨の降るなか自転車でハシゴした。

この園もまだ新しいほうで、こじんまりとした建物だけど木のぬくもりがある内装で雰囲気が良かった。そして床暖房が雨で冷えた体を温めてくれた。

園長先生が園での生活を説明してくれて、「保育園で着させる服はおさがりでいいですからね!たくさん汚れますから」ってお話しされていたのがなんだかホッとして印象的だった。

 

結局、12月上旬の認可保育園の申し込み前までに、第1・第2希望の私立認可保育園2か所と認証保育園5か所を見学した。

認可園の第3・第4希望は、第1・第2希望の園の姉妹園だから見学は省いた。

区立の認可園は、正直どこも似たようなものかなと思って見学には行かなかった。

 

見学に行った先では、ほかの園の見学会でも一緒だった親子に会うこともあった。

挨拶はしたけれど、ママ友にはなれなかったよ。。ていうか私、今でもママ友ほとんどいないし。

娘が生まれてから半年間、寒い時期だったせいもあって児童館とか公園とかほとんど行かず、ほかの親子との交流がなかったから。

でも、ママ友と保活の情報を交換することがなかったことが、私にとっては逆に良かった。それほど焦らず、落ち着いてできたと思っている。