ゆるキャリママの暮らしの手帖

庶民派ワーキングママの雑記

雪にも負けない・・・

f:id:majolog:20180126155345j:plainあったかい話じゃなくて、雪にも負けない冷え冷えする夫婦げんかの話。

久々に続きましたよ冷戦状態が。年明けに3日間くらい。きっかけは些細なこと。

 

正月の3日の昼間、私が録画してあった番組を見ていたとき、夫が「よし、買い物行くぞ!」と言い出した。

夫と娘はみんなで行こうと言ってきたのだが、気乗りしない私の態度に夫がキレた。

「ママは気分しだいなんだな。自分が一番なんだよ!」「もう俺は何もしない」と言い放って、ふて寝しはじめた。

そのあと私が娘を連れて公園に遊びに行き、帰ってくると夫は相変わらずふて寝を決め込んでいる。

夕飯は鍋にしようと言っていたのだけど、18時になっても19時になっても夫は動かない。

とりあえず簡単なものをつくろうと娘と買い物に出ると、夫は「晩飯いらない」と言って出て行ってしまった。

翌日も私が話しかけても無視。我が家の暗黙のルールで、食事を作らなかった方が片づけをするんだけど、やろうともしない。本当に何もしないで狸寝入りしている。

はいそうですか! 私も腹立たしくなってきた。

自分が一番だって? 悪かったね! それでも毎日あんたが帰ってくるまで、娘に振り回されて自分の時間なんてほとんど無いんだよ!

自分の父親のこと自分勝手だって文句言うけど、たまに見せるそういう亭主関白っぽいところ、お義父さんにそっくりだからな!

さすがに娘に対しては普通に接していて、午後は夫が娘を駒沢公園に連れだした。

私はその間、録画番組の続きをみながら、離婚について考えていた。

 

こんなことで離婚したい・離婚しようとは思わない。

だけど、離婚ていうのはこういうことの積み重ねの先にあるんじゃないかって。

浮気とかDVとか明らかな原因で離婚する人もいるけど、友人になんで離婚したのかわからない人が何人かいて、きっと日々のささくれが重なって修復できなくなったんだろうな。

私たちだって、このままずっと平行線だったら離婚だろう。

 

ところで、仮に離婚することになったとしたらやっていけるだろうか。

娘は私を選ぶだろう。そして今の部屋には住み続けたい。夫が出て行って私と娘で今の部屋で生活するとして、いくらくらいかかるか計算してみる。

私の給料+児童手当ではぎりぎり足りるか。。厳しいだろう。

夫は娘命だから、養育費は出すはず。最低でも5万はもらいたいよな。だって母親は金銭面でも生活面でも、もっと多くを捧げることになるんだから。

正直言って、金銭的なことがクリアできれば、父親がいなくても子育てできると思う。

確かに、夫が家事や子育てを色々とやってくれることで大いに助かっているけど、それも究極のところお金さえあればアウトソーシングで解決できちゃうし。

そう考えて離婚を決断する人もいるんじゃないだろうか。

 

さて、その晩も私が完全にやる気をなくし、買ってきた寿司で食事を済ませた。

翌日は私が仕事始めで、夫はまだ休みだった。娘は保育園に行かせるから夫に起きるよう何回も声をかけるが、相変わらず。

夫が娘の送りも拒否したら私もぶち切れしちゃうなと思っていたんだけど、10分前くらいにむくっと起きて連れて行ってくれたからほっとした。

同僚たちとランチに出かけ、夫婦喧嘩の話をすると、同僚のKさんもクリスマスイブに些細なことで喧嘩になり3日くらい口をきかなかったと言っていた。

日頃からしっかり者の奥さんとして年下の旦那さんのことを気にかけて(口出しして)いるKさんの話を聞いていて、ふと冷静に自分のことを振り返ることができた。

よくよく思い出せば、年末に近づくにつれ私は疲れが出てきて、片づけもしないまま寝落ちしたり生活の乱れが出ていた。

疲れているからしょうがないと言えばそうだろうけど、続いたらやっぱり見ている側としてはちょっとイラッとするだろう。逆の立場で考えればわかる。

さらに仏頂面で「は?」みたいな態度をされて、堪忍袋の緒が切れたのかもしれない。

私もKさんも、日頃から夫に対する思いやりがちょっと欠けていて、こっちにとっては「こんなことで?」ってことでも、相手にとっては色々積み重なっていたのかも。

そんなことをその場で口にすると、おじさん社員から「わかってんじゃねーか!」と突っ込まれた。

ちょうどそのとき、夫からメールが入った。「夕飯は鍋を作っておく」と一言。

離婚を考えたって話もしていたので、同僚たちもほっとして笑っていた。

 

夕方になって急ぎの仕事が入ったが、娘のお迎えは夫が行ってくれることになっていたので、少し残業して終わらせることができた。

お詫びのつもりでケーキを買って帰ると、夫と娘が遊んでいた。鍋のスープの美味しそうな匂いがする。

部屋を見渡すとこぎれいになっていて、掃除も済ませてしまったらしい。

夫の完璧な主夫っぷりに素直に「ありがとう!」と言うしかなかった。

 

その後は気持ちをあらたに、「ちょっとだけがんばる」をモットーに行動している。

私が食事をつくったときでも、食器を半分くらい洗っておく。全部はやらない。夫にやってもらう分も少し残しておく。

自分の負担にも夫の負担にもなりすぎない程度に。

夫は何も言わないけど、前と変わらず朝の隙間時間で米とぎや風呂掃除、夜はゴミ出しなど、黙々とやってくれる。

私たちは話し合いとかはあまりしないけど、協力しあって支えあわないと破たんするってことが共通認識としてあるから。

これからも揉め事はあるだろうけど、そのときはまた少し冷却期間をおいて、原点に戻るんだろうね。