久々の横浜
先週、朝のワイドショーのお天気コーナーで山下公園が映った。
子どもを連れて船を見に行こうと思いたち、天気が良く外出日和だった日曜に横浜まで出てみた。
横浜に行くの何年ぶりだろう。。結婚してからは行ってないと思うから、5年は行ってないな。
自由が丘で東横線に乗り換えて、終点の元町・中華街まで出る。特急だと近い。
中華街で中華まんとゴマ団子を買って、山下公園まで歩き、公園のベンチで食べた。
娘は食事もそこそこに、早く早くと氷川丸の入り口まで夫を引っ張っていき、私が来るのを待っている。
氷川丸の中に入ったの初めてだったけど、てっぺんの操縦室まで上るとかなりの高さ。ちょっと怖いくらい。
狭くて急な階段も多いので、ジジババは無理だな。
船の上からの絶景を楽しんだ後は、象の鼻のカフェでお茶してから、赤レンガ倉庫を突っ切ってみなとみらい方面へ。
せっかくだから観覧車でも乗ろうかと言っていたんだけど、強風で運行中止だった。残念。
みなとみらいは新しい商業施設がいっぱいできていた。
ユニクロ目的でMARK ISに行ったんだけど、お店いっぱいあるし一店舗当たりの面積も広めでゆったりしているし、いいなあ。
MARK ISのユニクロもすごく広くて、都内のユニクロではほぼ在庫なしだったベビーのパデットパーカーもゲットできたし、値下がりしていたユニクロUのニットスカートもついで買いした。
しかし、ユニクロ感謝祭おかげでレジが売り場を回り込むほどの長蛇の列で、列後方からはゴールが見えないっていう初めての経験。
ていうか、ユニクロのWebサイトダウン、ほんと腹立つ。あれがなければネットで買い物終了していたのにぃ。
1Fで待っていた夫と娘と合流するころには疲れが出て、夜景やイルミネーションなんてキラキラしたものを楽しむ余裕がなかったよ。
セールも来てみたいなと思ったけど、最近は店舗で下見→ネット購入がメインになってるから、うかうかセール参戦したら体力不足でボロボロになるだろうな。
荷物があると遠いのは大変だし。車で動く人はいいだろうね
やっぱり近場が一番だな。。
日々、母業
娘が3歳になって、すっかり子どもらしくになってきた。
「もう赤ちゃんじゃないんだから!」なんて自分で言う。
とんちんかんなことも言うけど、よくよく聞いてみると、動物園に行った時のこととか、昨日の保育園でのできごととか、彼女の経験の中からひっぱり出してきて話している。「ああ、あのときのことだね」と通じると楽しい。
毎日、かわいいと思う瞬間がある。
だけど、いら立ちを抑えられないことも度々ある。週に1回は怒鳴っているかもしれない。
たとえば、電気をつけるとか袋から物を出すとか、何気ない行動を娘が見ていて、「やりたかった~」とぐずり出すとき。
出かける前とか、帰ってきて早く夕飯つくりたいと焦っているときにこれをやられると、イラッとする。
娘はしつこいからクレーマーみたいにいつまでもぐずって、私に気持ちの余裕がないときはそこで喧嘩になる。
私がもっとも怒りを抑えられないのは、食事のときに食べ物を粗末にすることだ。
フォークでぐちゃぐちゃする、口に入れたものを吐き出す。。毎日ではないけど、気乗りしないとき、あまり好きでないおかずのときにやらかす。
この前は、つい頭をはたいてしまった。。
ショックだったのは、そのあとしばらく黙っていた娘が、「ママ、怒らないで。ごめんね」とすがるように言ったこと。
胸が張り裂けそうになり、言葉に詰まった。こんな小さな子に私は何をしてるんだろうと。
私がしていることはしつけではない。怒りにまかせて怒鳴りつけているだけだ。
怒っておきながら娘がかわいそうになるなんて、それも情けない。
先月3歳児健診があって、問診で子どもを叩いてしまうことがあるという話になると、勝手に涙があふれてきた。ああ恥ずかしい。
看護師さんは、いらだつ場面での気持ちの切り替え方云々を理屈で説明してくれるけど、正直言って子どもの機嫌の直し方を教えてほしいんだよ。私はまだまだそのレベル。
ほかのお母さんが子どもにニコニコ話しかけたり、ほめたりしてうまくママやっているように見える。
優しそうなママだな、要領よさそうだな。。
数日後、インフルエンザのワクチンを打ちに行ってきた。
泣かないでクリアできて、ご褒美にハンバーガー買ってあげるとマックに寄った。
昼時で混んでいるし、雨が降り出しているなか自転車を路駐しているのも気になるので持ち帰りにしたんだけど、店を出るや娘が「ハンバーガー屋さんで食べたかったー」とぐずり出した。
「ハイハイ、お席空いてなかったからねー。今度ねー」とかわしながら自転車をこぎだすも、娘はずっとぐずったまま。家に着くととうとう涙を流して泣き出した。またか。。
注射で泣かないのになんでこんなことで泣くんだよ。私もいらだつ。
ぐっとこらえていると、ふと自分が子どものときのことを思い出した。
うちはモス派だったけど、お店で座ってハンバーガーを待っているときのこと、母親とたまにデニーズに行ったこと。。
ファストフードにファミレス、その程度だけど、チビにとっては特別。
持ち帰って家で食べた方が合理的だけど、それは親の都合だよな。
ご飯を粗末にされて頭に血が上るのも、食べ物を大切にしないからじゃなくて、自分が作ったものをないがしろにされたからだろう。
私はけっこう自分の気持ちを押しつけている。
「ごめんね。ママも小さいころのこと思い出した。お店で食べるのが楽しかったなって。今日は席が空いてなかったけど、今度はお店で食べよう。晴れている日に歩いて行こう」と言うと、半分くらいは理解できたのか、娘がうなずいて落ち着きを取り戻した。
あれ!? なんかうまくいった。。共感が大切なのか?
それからは、できるだけ一度は娘に付き合ってみるようにしている。
夕飯を作ろうというときに娘が遊びに誘ってきたら、とりあえず付き合う。
「じゃあここを塗ったらママご飯作るね」「じゃあ最初だけ一緒に見るね」
5分、10分付き合って、「ご飯作ってきていい?」と言うと、「うん」「じゃあできたら呼んでねー」「やってくれてありがとねー」なんて返ってくるようになった。
そんな感じで、ここ2週間くらいは無駄に泣かせることはなく、なんとかうまくやれているかな。
子どもが生まれるまでは、考えようともしなかった母親業。
たまに、生まれる前とは違う人間の人生を歩んでいるような気になる。
七五三の食事会の帰り。気になっていたイベントが終わって 、一安心。